制作ポリシー

WEB標準に準拠させること

ホームページ制作は、WEB標準化を推奨している【W3C (the World Wide Web Consortium)】という団体によって、構造言語(HTML、XHTMLなど)、装飾言語(CSSなど)のガイドラインが定められています。

株式会社ウェブプラスもこれに則り、お客様より特にご指定があった場合を除いて【WEB標準に準拠】したHTML5 + CSS3でホームページを制作しています。

@column

1994年にリリースされたNetscapeNavigator1.0は、インターネットの一大ブームを引き起こしました。
その翌年にはInternetExplorer1.0が登場し、俗にいうブラウザ戦争の幕開けとなります。

ブラウザのシェア拡大のため、両者が競い合ってHTMLに新しいタグ(機能)を追加していったため、HTMLはどんどん便利に拡張されていきました。
後にはOperaやFirefoxなどの新たなブラウザもこれに参入し、それぞれがシェア拡大のために、そのブラウザでのみ有効な機能を開発・実装していきました。
その結果、個々のブラウザの利便性が向上したことと引き換えに、ブラウザが替わると同じように表示されないという弊害をもたらすこととなったのです。

制作サイドとしてもこれは大きな問題であり、

  • 「利便性を捨てて、すべてのブラウザで同じように表示されるホームページを制作するか」
  • 「巨大シェアを誇るブラウザのみを対象に、利便性を重視したホームページを制作するか」

という選択に迫られることとなりました。
つまり、あるブラウザでのみ有効な機能を使ってホームページを作成してしまえば、それ以外のブラウザを使用しているユーザーを切り捨ててしまわざるを得ないという結果を招いてしまったのです。

この状況を是正するべく、W3C、ISO、IETFといった国際団体が中心となって策定したものが【WEB STANDARDS(ウェブ標準)】であり、いわばウェブサイトを構築する際の統一ルールのようなものです。
構造言語(HTML)と装飾タグが混在した曖昧なホームページ構築をやめ、より厳格な構造言語(HTML5またはXHTML)と装飾言語(CSS)によるホームページ構築を標準化していこうという働きかけのことです。

※さすがにもう、HTML4でホームページを新規制作することはなくなったと思われます。以下の内容についてはその旨ご了承ください。

現代ではWEB標準化が浸透し、各企業がそれに準拠したホームページを制作しています。
したがって、今でもたまに見かけるHTML4系で制作したホームページは、検索結果で上位表示させることが困難になってきます。
各検索サービスが使っている検索ロボットのシステムも、WEB標準仕様へと日々アップデートされており、検索結果を公平にするために、WEB標準に準拠したホームページを認識・評価しやすいようになっています。
つまり、WEB標準のホームページを上位表示=非WEB標準のホームページはランクダウンという傾向が強まるということです。

また、WEB標準化によって廃止されるHTMLタグもあるため、

  • 「html4.0で有効だった機能が動作しなくなる」
  • 「ホームページのレイアウトが崩れる」
  • 「最悪の場合はまったく表示されなくなる」

といった可能性も出てくるのです。
したがって、ホームページを新規制作するのであれば、最初からHTML5(or XHTML)+ CSSで制作するべきなのです。
すでに大手企業ではこの動きに追従し、WEB標準構造で自社ホームページをリニューアルしています。

「今はまだ大丈夫だから」とHTML4系で制作しても、近い将来必ず再制作しなければならないときが訪れ、無駄なコストがかかってしまうのです。