CMSって、ナニ?
【CMS】とは、【Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)】の略です。
わかりやすく言うとブログのようなもので、IDとパスワードで管理画面にログインし、管理画面からホームページを操作できるシステムです。
ブログまたはSNSを利用したことがある方なら、すぐにピンとくるでしょう。
CMSを利用する最大のメリットは、インターネットに接続できる環境があれば、いつでもどこでも管理画面にログインし、ブログやSNSの感覚でホームページの更新作業が行える点につきます。
つまり、通常のホームページのように、パソコンでホームページ制作ソフトを使ってページの追加や内容の変更作業を行い、更新したファイルをサーバーへアップする・・・といった作業が不要になります。
管理画面にログインして作業するというのは、サーバー上で直接作業することだからです。
またCMSはその構造上、SEO効果が非常に高いとされています。
当社のお客様の一例を挙げますと、HTMLで制作したホームページではキーワード検索で100位圏外だったのが、CMSを利用してリニューアルしたとたんに、なんと42億分の3位という驚異的なランクアップを果たしましたということがあります。
その他にもCMSを導入したお客様のホームページがありますが、検索サイトでのランクを軒並み上昇させています。
CMSの種類
ブログやSNSを会社のホームページとして利用しているお客様を見かけます。
それで良しとされているのであれば特に問題はありませんが、これらはあくまでもサービス会社が提供しているものなので、デザインや機能にオリジナル性がありません。
デザインについては独自のデザインにカスタマイズすることができますが、機能面についてはほぼそのまま使うしかありません。
それを解決するのが、現在多種多様存在する数々のCMSです。
企業のホームページに導入するCMSとしての代表格がWordPressです。
以前はMovableTypeの利用が多かったようですが、今ではめざましく利便性が向上しているWordPressのシェアが逆転しています。
その他メジャーなところでは、企業ホームページ向けCMSのMODxやConcrete5、ネットショップ向けCMSのEC-CUBE、コミュティサイト向けCMSのXOOPSやDrupalなど、用途によって様々なCMSが提供されています。
CMSのメリットとデメリット
メリット
- 簡単なコンテンツ管理CMSを使用することで、ホームページのコンテンツを簡単に編集できます。HTMLの知識がなくても、テキストや画像を追加・更新できます。
- 分業体制の構築各部門が自身のコンテンツを管理できるため、適切な分業体制を構築できます。
- マルチデバイス対応異なるデバイス(スマートフォン、タブレット、PC)に適した表示を容易に実現できます。
- 拡張性とカスタマイズ性プラグインやテーマを使用して機能を拡張したり、デザインをカスタマイズしたりできます。
デメリット
- セキュリティリスクCMSはハッカーの攻撃対象となりやすいです。アップデートを怠るとセキュリティ上の問題が発生する可能性があります。
- パフォーマンスの低下複雑なCMSはサイトの読み込み速度を遅くすることがあります。
- 学習コスト特定のCMSを使いこなすには学習が必要です。新しい機能やアップデートにも追従する必要があります。