優れたホームページとは

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優れたホームページとは

2012年12月24日(月) / / 制作ポリシー

ビジュアル(見栄え)重視?

誰の目にも斬新なデザイン・・・ヘッダーからナビゲーションボタンまで、ページ全体をFLASHで構成したホームページを見かけますが、果たしてこのような【ビジュアル重視】のホームページが優れたホームページといえるでしょうか?

FLASHを使えば確かに鮮やかで目を引きますが、画像に変換したテキストやアクティブコンテンツ(FLASHムービーなど)を多用することは、見た目の鮮やかさとは裏腹にSEOの観点からいえば効果的ではない手法とされています。

もちろん、実際の店舗と同じく見た目の第一印象は大切です。
清潔で洒落た店舗には、自然と足が向いてしまうことでしょう。
しかしそれは実物を見たからそう感じるのであって、その店舗の存在を知らなければお客様はやってきませんし清潔で洒落たと思われることもありません。

実際の店舗なら、何気なく歩いているときにたまたま見つけてもらえることはありますが、ユーザーが何らかの情報を得るために明確な目的をもってキーワード検索を行なっているインターネットの世界では、そのような偶然はほとんど期待できません。

 

知名度がSEOを左右する

お客様の会社(商品)の知名度が高ければ、SEOを無視したホームページでも問題はありません。
なぜなら、知名度(ネームバリュー)が高ければ、キーワード検索をする場合に普通はダイレクトに社名(商品名)を入力するからです。

知名度がSEOを左右する

たとえば、トヨタ自動車のホームページにアクセスするために、わざわざ 「自動車 メーカー 国産」 といったキーワードを入力することは、まずないでしょう?

知名度がSEOを左右する

SEOとは、ユーザーがこのような 「自動車 メーカー 国産」 といったキーワードで検索したときに上位に表示させるための手法であるため、知名度の高い会社(商品)はSEOにそれほど気を遣う必要はありません。
必要なのは、商品をユーザーに認知させるためのマーケティング活動(SEM)の方です。

また、知名度が高い会社(商品)にとってのSEOとは、その目的から違っていますので、画像やフラッシュを多用したビジュアル重視のホームページであっても大きな問題は無いといえるのです。

 

@COLUMN
知名度にまかせたホームページ

例を挙げますと、某大手企業のホームページが、知名度にまかせたホームページの典型的な例でしょう。
頻繁にリニューアルされているにもかかわらず、ホームページの構造にWEB標準やSEOがまったくといっていいほど考慮されていません。

TABLEタグによるレイアウト構成、マウスでしか機能しないイベントの使用、非推奨タグの使用、シンタックスエラーなど、W3CのHTML Validatorにかけるとエラーだらけの構造です。

これは高い知名度と利用頻度があるからこそ許されることであり、一般企業でこのようなホームページを制作すると、検索結果の上位に表示されないことは100%確実です。
まず誰からも見てもらえないでしょう。

一風変わったネーミングも効果的

広告メディアなどで変わったネーミングの商品を目にしたことはありませんか?

これは、メディアで強烈なインパクトを与えて印象づけておけば、詳細を知りたいユーザーはキーワード検索でダイレクトに商品名を入力するだろうという可能性を考えての、商品販売およびホームページ誘導戦略のひとつなのです。

 

まずは適切なSEOを重視

中小企業や個人事業などの場合、大々的にテレビCMを打っている超メジャー企業に比べれば知名度はゼロに近いわけですから、ユーザーが興味・関心のあるキーワードで検索したときに上位に表示されなければ、自社ホームページにはほとんど訪れてもらえません。
結果的に、ホームページ経由での集客はできないということになります。

したがって、中小企業・個人事業・新規開業というお客様の場合には、ビジュアルに走るよりもキーワード検索で上位に表示させるための【適切なSEO】を重視するべきなのです。

まずは適切なSEOを重視まずは適切なSEOを重視

検索サービスを利用していると、知名度やホームページのデザインはそれほどでもないのに有名企業を抑えて上位に表示されている会社をたまに見かけることがあると思います。
このポジションを確保することが、中小企業・個人事業主様の目指すところといえるでしょう。

 

優先すべき項目

中小企業・個人事業のホームページ制作において【優先すべき項目】は、

  1. 適切なSEOによる、キーワード検索結果の上位表示
  2. ユーザーを定着されるための、コンテンツ(内容)の充実
  3. WEB標準に準拠したホームページの構築
  4. ビジュアル・デザイン

ということになります。(ただし、アート系の業種の場合はこの限りではありません。)

キーワード検索結果で常に上位に表示されていれば、自然とアクセス・顧客数が増えることは間違いないのですから、ある程度知名度が上がってからビジュアル重視のホームページへ移行しても遅くはありません。

 

優れたホームページの基準

最後に、【優れたホームページの基準】を挙げるとすれば、それは

いかなるユーザーが、
いかなる条件下においても、
ストレスなく利用できるアクセシビリティを持つ

ということになるでしょうか。

この基準をクリアしていれば、数多くのユーザーに継続して閲覧してもらえるとともに、検索エンジンにとって親和性の高いホームページとして評価してもらえることになります。
その結果、潜在顧客が訪れやすい優れたホームページに成長していくといえるでしょう。

優れたホームページの基準

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